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アメリカ留学 その31 留学を考えている方へ

留学録

一歩踏み出す勇気

シリーズ30回に渡って、私の経験を交えた留学録を記してきました。

今回の連載の目的は、留学を考えているけどその最後の一歩を踏み出せない方の最後の一押しになればと思い、そのことに焦点を絞って連載を続けてきました。

留学自体が目的ではなく、何かに踏みだそうとしているその気持ちを大事に、そして行動に起こせばその先には自ずと見えてくるものがあると言うことを伝えたいです。

その経験は決して、人生のマイナスにはならないと私は思います。

それが遠回り、時間の無駄など他者に言われたとしても、それはその行動を起こした人だけが分かる大切な気持ちであり、人生の財産です。

内外に目を向ける

同じ職種の方、メディカルに従事しておられる方が読まれていたかも知れません。

日々の臨床の中でも悩むことも、落ち込むことも、挫折することもたくさんあると思います。

そんな時に自分の置かれている場所や環境が嫌になったり、他人や他施設の芝生が青く見えたりするものですが、一歩足を外に向けてそこから自分の置かれていた場所や環境を覗いてみると、意外に気づかなかった素敵な発見や良さもまた見えてくるものです。

その行動こそが、一歩を踏み出す勇気で、その手段は留学であっても、旅行であっても、他施設見学であっても何でもかまわないと思います。

前にも記しましたが、自分の置かれている環境だけで仕事をしたり、勉強をしているとそれがスタンダードになってしまい、他と比較すること、批判可能性を自ら絶つことになります。

その結果、悪い意味での伝統や習慣を継承する結果となり、まさしく井の中の蛙状態です。

世界は自分たちが想像している以上に速いスピードで回り、めまぐるしく情勢は変化しています。

古き良き伝統を継承しつつ、このような変化にスピーディーに順応することが、今後ヘルスケアに求められる課題だと感じています。

自分の特性に合ったチャレンジを

日本に居ても、しっかり課題意識を持って取り組んでおられる方々もたくさん見てきました。

私の場合は自分の性格を考慮すると、やはり環境を変えないと成長は見いだせなかったので、留学という形をとりました。

この連載の読んでいただいた方の中には恐らく同じような境遇や考えの方もいらっしゃると思います。

しつこいようですが、行動によって起こるマイナス面、失う部分を差し引いても、行動して良かったと思える事必ずはあります。

わくわくする、胸が高鳴る未来が待っていると思って今からでも決意を新たに行動してみましょう。私も心から応援します!

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