留学•ホームステイ•英会話に関するご相談はこちら

アメリカ留学 その24 Bachelor Degree(学士)を目指して

留学録

アメリカで働くために

無事にPTAの免許を取得した訳ですが、それですぐに働ける学生はアメリカ国籍の学生、もしくは市民権、グリーンカードを持った学生に限られます。

私の場合は以前にも説明させていただきましたが、2年生の準学士しか取れておらず、その上の学士が働くためには必須でした。

そこでヘルスケアマネジメント学科への進学を決めました。アメリカ人の中にはPTA学部を卒業後すぐに臨床現場に出る者も多くいましたが、キャリアアップを意識して学士を取得するためにヘルスケアマネジメント学科や、アスレティックトレーナー学科への進学をしている学生も多く見受けられ、その時点からセカンドキャリアを視野に入れた人生設計をしていました。

ヘルスケアマネジメント学科を選んだ理由

私がヘルスケアマネジメント学科を選んだ理由としては、アメリカのヘルスケアのシステム、保険の制度、歴史などを学べることと、それをどう日本のヘルスケア環境に適応させることができるのかに興味があったからです。

国の成り立ち、民族、国家観念などが違う国同士の共通項目であるヘルスケアに焦点を当て、私が帰国した際に勤務先でまたその違いなどを話しできれば新たな発想や提案もできると考えていました。

そしてこの学科を卒業するのに新たに約2年かかるわけですが、PTA学科とは違った勉強で、さらに専門性も高かったので私自身は苦戦しました。

あまり授業内容などに関しては詳しく触れませんが、PTやPTAとしての物事のとらえ方からヘルスケア全体を通したPT、PTAの存在、役割を考えるきっかけになった学問でもあり、今後の私自身としての人生設計のなかで、PTの枠だけにとらわれず多くの事にチャレンジできる可能性を教えてくれました。

つづきは次回へ>>アメリカ研修 その25 在学中の新たな取り組み

コメント

タイトルとURLをコピーしました