英語を習得する時に、日本人の誰しもがぶち当たる壁は、発音。
特に、LとRは永遠の課題です。
アメリカ留学でも御多分に洩れず、とても苦労しました。
そんなこぼれ話を本編の留学録とは別にご紹介したいと思います。
それではさっそくどうぞ。
LとR
日本語では「エル」と「アール」
Lは何となく似たような舌の使い方をする言葉もあるので、少しはイメージしやすい。
そして、R発音も引っ張られてLになってしまう(笑)
Rに関しては、もう口の中で舌のポジションが迷子です(涙)
どこに舌があれば、あんなにきれいなRの発音ができるんだ??
アメリカ人にRの発音を聴いてもらうが、
Keita、ゼンゼンチガウヨ!
何度もやっていると、訳が分からなくなる。
そして、Rの単音がきれいに発音できたからと言って、全てのRが含まれた英単語がきれいに発音できるのか?
全くそんなことはない!
特に単語の最初にRがあったらまだ意識しやすいですが、単語の途中に出てくるRはとってもやっかいです。
最初の出会い
そんなやっかいなLとRですが、アメリカ留学に行く前はそれほど意識はしていませんでした。
しかし、出会いは突然やってきました。
ぼくはアメリカで最初に降り立った空港が、アイオワ州のシダーラピッツ空港でした。
そこで知り合いの日本人宅に2週間のホームステイをしたわけですが、町にあるシングルAの野球チームの試合の応援をするため球場に訪れました。
そこには決まってザ・アメリカのフードコートがあるんです。
ホットドッグや、見たこともない大きさのドリンクカップ。
チーズナチョに、プレッツェル。
そこにやつがいたんです。
そう!Grilled Chicken burger(グリルドチキンバーガー)。
どうですか、みなさん。
この日本人泣かせのハンバーガー。
RとLのお祭りです。
でも食べたい!でも、初めてきた英語も喋れない僕が、言えねぇ~。
よし、勇気を持って。
キャンナイハブ グリルドチキン バーガー?
そうすると、店員は言うんです。
Ha?
この「Ha?」
絶対留学生は経験したことあります。
鼻から抜けるように、小馬鹿にされたような。
そんなつもりはないんだろうけど、傷つくんだよなぁ。
それで、戦意喪失してしまいます。
もういいいや、チーズバーガーやホットドッグなどまだ発音がマシなものにしておこう。
そんなことがホームステイ滞在の2週間続くわけです。
あくなき挑戦
僕はいつ、グリルドチキンが食べられるんだ。
かれこれ1週間ほど傷が癒えず、でも、せっかくアメリカに挑戦にきたのに、このままグリルドチキンに戦いを挑まなくていいのか?
いや、間違ってもいいんだ、なんとしても頼む。
がんばれKeita。
そして、練習した発音で、思い切って注文した。
Can I have a grilled chicken burger?
Ok, sure.
やったぁ~~~~~。
通じた。
一難さってまた一難
そして、不思議なことに1回壁を越えると、その単語で失敗することは無くなります。
アメリカに来て初めて苦労した単語は今も忘れません。
そして、一難さってまた一難。
次に僕の前に立ちはだかった単語は、日本では何も考えずに言葉にしていたバニラでした。
こいつが、まじでやっかい。。。
それはまた次のお話で。
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